血を流す
ちをながす
表現動詞-五段-サ行
標準
to shed blood
文例 · 用例
若し私共二人が、互にその思想や主張の上で自己を押し立てようとするならば、私共はとくに血を流すやうな争論を繰返して居なければならなかつた。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
(その唇より血を流す。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
障子の外には人気勢して、くすくす笑い、三太夫は大粒の涙ほろほろ、刀をからりと投棄てて、「切った割に血の出ぬは、むむ、今日は血を流すと、荒神様が祟る日だ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
そして新制度が血を流す革命を防いだことを首肯するものは絶て無かつた。
— 森鴎外 『古い手帳から』 青空文庫
禍害なるかな、偽善なる学者、汝らは預言者の墓をたて、義人の碑を飾りて言ふ、「我らもし先祖の時にありしならば、預言者の血を流すことに与せざりしものを」と。
— 太宰治 『如是我聞』 青空文庫
最初に掲げた聖書の言葉にもあったとおり、禍害なるかな、偽善なる学者、汝らは預言者の墓をたて、義人の碑を飾りて言う、「我らもし先祖の時にありしならば、預言者の血を流すことに与せざりしものを」と。
— 太宰治 『如是我聞』 青空文庫
短兵急に生きてゐる中野重治思ひつきでなくジックリと懐ろから取り出したやうな大きな作品を見せて頂戴引掻く貴女の爪は血を流すが掻かれた相手はカユイ許りだ可愛いといふよりもカユイ人板垣直子よ。
— 詩集(11)文壇諷刺詩篇 『小熊秀雄全集-12』 青空文庫
殷紅血を流すが如き夕燒の空を背にして進みゆくほどに、暮靄、乾坤を封じて、老杉の下の小路くらく、燈を點ずる頃、鹿野山宿に達す。
— 大町桂月 『房州紀行』 青空文庫
作例 · 標準
王は敵の侵攻を食い止めるため、兵士たちに血を流す覚悟をさせた。
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この平和な時代に、誰かが血を流さなければならないなんて、悲しいことだ。
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決勝戦では、両チームとも一歩も引かず、血を流すほどの激闘を繰り広げた。
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