種字
しゅじ
名詞
標準
文例 · 用例
「櫻材をもつて模型をつくり數多の鑢と鏨をあつらへ、銅又は眞鍮を用ひて、長方形大小各種の種字を作りだし」云々。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
十年めに一應出來あがつた活字製法は、木や銅に手で彫つた種字が、實用に堪へぬうちに破損してしまつた。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
「しかし以上の方法でも種字は破損しやすく、徒らに年月を費し、嘉平は齊彬公樣の御意に報い得なかつた。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
――偶々島津侯の邸内に月々理化學の講義があるのを聞知し――一日偶々同邸において和蘭人に出會し、電氣學の一部を研究することを得、是より蝋石面に種字を凸形に彫刻し、高度に溶解せる液體の中に浸漬し――」云々と。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
私の不審は片假名活字にあるのだが、木村の活字が上海まで搬ばれたか、ないしは誰かが片假名の種字をむかふで書いたか、である。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
」文中印刷そのものに觸れたのはここだけであつて、片假名の種字がどうしてあつたか、嘉平の活字と由緒があるかどうかもさつぱりわからないが、讀んでゐるうち、私は思はず聲をたてた。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
「日本文典」は長崎に一册現存するさうで、私はまだ見たことがないから、いづれ後半で昌造の書いた日本文字種字が何であつたかは述べる機會を得たいと思ふが、目下のところは假名か片假名かではないかと想像してゐる。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
彼らは獨自の種字を書き、鉛を流しこんだ。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
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種字
出典: 種字 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0