お会式
おえしき
名詞
標準
memorial service for Nichiren (13th day of the 10th month; in Nichiren Buddhism)
文例 · 用例
まず行者一家の者どもを引き挙げて、それをぶっ叩いて白状させるよりほかあるまいと、かれは内々でその手配りにかかっていると、あしたが池上のお会式という日の朝、多吉があわただしく駈け込んで来た。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
常丸 母様今日のお会式は面白うおぢやつたのう。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
本願寺様のお会式にも負けぬという、それは大層な評判であった。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
そのあくる日は、お会式の景気を見にやらされた、その記事が自分が新聞記者としての最初の記事だらう。
— 菊池寛 『世に出る前後』 青空文庫
十月もお会式の頃から寒い雨がびしょびしょ降りつづいた。
— 半鐘の怪 『半七捕物帳』 青空文庫
お会式 毎年陰暦十月十三日、祖師日蓮の忌日を卜して執行の法会をお会式とはいい、宗徒は又おめいこうとて本山に参籠する。
— 柴田流星 『残されたる江戸』 青空文庫
……丁度、東京の池上のお会式……あれと同じ事であります。
— 尾崎放哉 『入庵雑記』 青空文庫
長四畳には帝釈様の髭題目の軸がかかっていて、お会式の万燈の花傘の、長い竹についた紙の花が丸く輪にして上の方にかかっている。
— 長谷川時雨 『神田附木店』 青空文庫
ウィキペディア
お会式(おえしき)は、宗祖等の命日にあわせて行われる大法会(祭り)である。 本来は法会の儀式の略で会式という言葉の通り、特定の宗派の行事を指す言葉ではないが、俳句において下述の日蓮宗のお会式から秋の季語とされるように、一般的には日蓮の忌日を指す。
出典: お会式 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0