指金
ゆびがね
名詞
標準
(finger) ring
文例 · 用例
それがおすがのお袋が指金で此間の晩も垣根の所にうろついて居たのはお袋がお安といふ女を連れて來て居たのだと思つて居るので親爺はもう心外で堪らぬのである。
— 長塚節 『芋掘り』 青空文庫
妙椿の指金で里見に縁談を申し込むようになっては愚慢の大将であるが、里見を初め附近の城主を籠罩して城主の位置を承認せしめたは尋常草賊の智恵ではない。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
あの改革案が岩村男の指金で無かつたら、夙くの往昔に文部省の方でも取りあげてゐたに相違ないといふのは、少しく美術界の消息に通じてゐる者の誰しも首肯する所だ。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
鋼鉄の指金具とあき壜は星形の傷痕をのこす。
— しっぷ・あほうい! 『踊る地平線』 青空文庫
重武には二川家で度々会っているし、野村と重明との関係を知らない筈はないのだが、野村は重明の死んだ事を知らして来ないのは、この叔父の指金のような気がするのだった。
— ――二川家殺人事件 『黄鳥の嘆き』 青空文庫
(この職人づれまでに、もう、浪人になったことが判っている以上、小藤次の指金――それは、お由羅の指金――) そう思うと、小藤次が何っかの蔭から、冷笑しているように感じた。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
「要るんで、お由羅方の誰かの指金で、捕らしたのだろうが、斉彬さんが、御家督ときまったと聞いたら、びっくりして、戻すだろうと――若旦那、そうでござんしょうか?
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
みんな花江の指金だわ」「その花江だってあんな目に遭ってさ、いまは東京にはいないっていうじゃあないの」「本当にそんな人かしら。
— 松本泰 『宝石の序曲』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の指には、美しい宝石の指金が輝いていた。
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彼はプロポーズの際、婚約指輪として指金を贈った。
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お守りとして、祖母が使っていた古い指金をいつも身につけている。
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標準
metal thimble
作例 · 標準
裁縫をする際、針が指に刺さらないように指金を使った。
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指金は、厚い布を縫うときに特に役立つ道具だ。
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職人は、使い込まれた指金で繊細な刺繍を施していた。
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標準
ring used to constrict a finger to make it small and beautiful
作例 · 標準
昔の貴族女性は、指を細く見せるために指金を用いることがあった。
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この指金は、指の形を整える目的で使われていたと言われている。
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美の追求のために、指金を身につける文化があった。
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