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辺幅

へんぷく
名詞
1
標準
edge
文例 · 用例
いかに辺幅を修せずといって、いやしくも警部長の令息で、知事の君の縁者、勇美子には再従兄に当る、紳士島野氏の道伴で、護謨靴と歩を揃えながら、何たる事!
泉鏡花 黒百合 青空文庫
渠はまた貴族的生活を喜ばず、好みて下等社会の境遇を甘んじ、衣食の美と辺幅の修飾とを求めざりき。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
が、同時に政治家型の辺幅や衒気や倨傲やニコポンは薬にしたくもなかった。
内田魯庵 二葉亭余談 青空文庫
その必要からして、官報局を罷めた後の二葉亭は俄に辺幅を飾るようになった。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
榛軒は辺幅を脩めなかった。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
柏軒は絶て辺幅を修めなかつた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
試に実際の費用を概算するに、十名の学者に一年千二百円を給して共計一万二千円(この種の学者は世間に交際も少なく、衣食住の辺幅を張らんとするが如き俗念もなく、物外に独立して他を顧みざること恰も仙人の如き者なれば、一年の生計千二百円にて十分なるべし)。
福澤諭吉 人生の楽事 青空文庫
お受けして帰ったその後の私は、益々辺幅を修めました。
国枝史郎 正雪の遺書 青空文庫
作例 · 標準
彼は辺幅を飾らない気さくな人柄で、誰からも好かれている。
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印刷物の辺幅を少し広めに取ることで、余白の美しいデザインに仕上がった。
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彼女は辺幅を飾ることを嫌い、常に本音で人と向き合うようにしている。
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