主観論
しゅかんろん
名詞
標準
subjectivism
文例 · 用例
客観的に描け描けといふ一点張りの主張こそ、徹底した主観論者であるといへよう。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
一切が自分の価値判断から生ずる極端な主観論である。
— 辻潤 『自分だけの世界』 青空文庫
で、進歩性という規定は、当然なことながら、そういう主観論的な規定からもう一歩根柢へ這入って、他ならぬ生産力の発展から規定されなければならなかったのである。
— ――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 『日本イデオロギー論』 青空文庫
之は当然なことであり、不確定性原理から一種の主観論を惹き出す人達に対しては効果のある反駁だ。
— 戸坂潤 『現代唯物論講話』 青空文庫
真理が道具であり有用性であるという事も、結局インストルメンタリズムや、便宜的功利主義のもつ主観論を脱することは出来ぬ。
— 戸坂潤 『辞典』 青空文庫
)かくてプラグマティズムに於ける主観論、観念論は次第に露骨となりつつある。
— 戸坂潤 『辞典』 青空文庫
フローベルのように、「事物の現実性を信ずる馬鹿者ども」を軽蔑する、熱狂的な主観論者であった。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
作例 · 標準
美の基準を個人の好みに還元する主観論は、しばしば相対主義へと繋がる。
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倫理的な善悪を感情の反映とする主観論には、根強い批判がある。
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彼はあらゆる真理を主観論として片付けてしまうため、深い議論が成立しない。
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