開成所
かいせいじょ
名詞
標準
Kaiseijo (school of foreign studies set up by the shogunate during the Edo period)
文例 · 用例
慶応三年新彫、江戸開成所教授神田孝平訳の経済小学、明治元年版の山陽詩註、明治二十二年出版の細川潤次郎著考古日本等と云うものに混って、ふと面白いものが目についた。
— 宮本百合子 『蠹魚』 青空文庫
近くその一例をあげていわんに、旧幕府のとき開成所を設けたれども、まったく官府の管轄を蒙り、官の私有に異ならざりしがゆえ、いったん幕府の瓦解にいたり捨ててかえりみる者なし。
— 福沢諭吉 『学校の説』 青空文庫
先にこの開成所をして平人私有の学校ならしめなば、必ずかかる災害はなかるべきはずなり。
— 福沢諭吉 『学校の説』 青空文庫
その他以前の開成所を開成学校と称して洋学を教授し、医学所を医学校と称して医学を教授する所となった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
横須賀の造船所がしかるのみならず、講武所も、兵学伝習所も、開成所も、海軍所も、幕府の新しい軍事外交の設備、一として小栗の力に待たぬものはない。
— Ocean の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
勝でも、大久保でも、その手足に過ぎないし、講武所も、兵学所も、開成所も、海軍所も、軍艦の事も、火薬の事も、造船の事も、徴兵も、郵便も、今日まで功績を残している基礎に於て、彼の創案になり、意匠に出でぬというもののないこと再論するまでもない。
— Ocean の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
旧幕府の時開成所の教官となり、又外国奉行の通訳官となり、両度欧洲に渡航した。
— 永井荷風 『上野』 青空文庫
蕃書調所は洋書調所(開成所、後の帝国大学の前身)と改称される。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
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開成所 は、文久3年(1863年)に設置された江戸幕府の洋学教育研究機関である。
出典: 開成所 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0