居直り強盗
いなおりごうとう
名詞
標準
burglary turned robbery (i.e. when the burglar is detected)
文例 · 用例
そして私は信じるよりも、えゝ、どうせバカのついでだ、という居直り強盗の心境になった。
— ――ゴロー三船とマゴコロの手記―― 『ジロリの女』 青空文庫
照らしだされた板の間の、ねずみおとしの中に動くもの──なんだか居直り強盗にでも向かうような気がした。
— 永井隆 『ロザリオの鎖』 青空文庫
小判買いで儲かったあいだはだまってこの条約をおしつけておいて、もう小判が日本中にはなくなってしまった――あるにしても三井や鴻ノ池や大大名の金蔵の奥ふかく死蔵されてしまった今日となって、銀貨の品質に文句をつけて「贋貨」というのは居直り強盗というものである。
— 服部之総 『明治の五十銭銀貨』 青空文庫
居直り強盗というのはあるが、これは、居なおり婿のとりまきである。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
私にはKがその刹那に居直り強盗のごとく感ぜられたのです。
— 夏目漱石 『こころ』 青空文庫
泥棒するのも金儲けの一方法ではあろうが、始めはこそ泥だったのが、泥棒になり、居直り強盗になり、遂には庖丁を突きつけて強姦するに至るというのでは世も終りだ。
— ―泥棒しても儲ければよいは困る※― 『映画界・小言幸兵衛』 青空文庫
これは感づかれたと思いましたから、私、急に居直り強盗になって、ホヽヽヽと笑って上げましたの」「豪いのね。
— 佐々木邦 『髪の毛』 青空文庫
居直り強盗は好かったわ。
— 佐々木邦 『髪の毛』 青空文庫
作例 · 標準
空き巣に入った犯人が、住人と鉢合わせして居直り強盗になった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
深夜、突然の物音に目を覚ますと、そこには居直り強盗が立っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
警察は、近隣で発生した居直り強盗事件の捜査を進めている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash