半間
はんげん
名詞
標準
half a ken (3 shaku, approx. 0.91 m)
文例 · 用例
石段は其幅半間より狹く、兩方は高い壁である。
— 國木田獨歩 『少年の悲哀』 青空文庫
石段はその幅半間より狭く、両側は高い壁である。
— 国木田独歩 『少年の悲哀』 青空文庫
そこは御大家でも、お商人の難有さで、これがお邸づら……」 嚔の出損った顔をしたが、半間に手を留めて、腸のごとく手拭を手繰り出して、蝦蟇口の紐に搦むので、よじって俯むけに額を拭いた。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
……夜になって、炎天の鼠のような、目も口も開かない、どろどろで帰って来た、三人のさくらの半間さを、ちゃら金が、いや怒るの怒らないの。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
「大飯を喰うから頭が半間になるんだ。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
新しい船の新造下しの時には、港頭を漕いで見せびらかす爲めの口實に、拜み祭られるといふ半間な役をするのである。
— 木下杢太郎 『海郷風物記』 青空文庫
この燈籠寺に対して、辻町糸七の外套の袖から半間な面を出した昼間の提灯は、松風に颯と誘われて、いま二葉三葉散りかかる、折からの緋葉も灯れず、ぽかぽかと暖い磴の小草の日だまりに、あだ白けて、のびれば欠伸、縮むと、嚔をしそうで可笑しい。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
月夜に提灯が贅沢なら、真昼間ぶらで提げたのは、何だろう、余程半間さ。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
作例 · 標準
昔の家では、部屋の広さを半間単位で測ることが多かった。
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縁側には、幅が半間ほどの小さな障子があった。
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「この棚は高さが半間だから、届くかな?」と彼は首を傾げた。
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