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唐風

とうふう異読 からふう
名詞名詞-の形容詞
1
標準
Chinese style
文例 · 用例
唐風を真似てゐた住宅、衣服等も、日本化して行つたし、漢文学の盛んであつたため、国語を写すにも漢字を用ゐてゐた習慣が打破され、誰発明するともなく、平仮名や片仮名が自然に案出され、短歌、ひいては国文学の発達を促した。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
書道に於ても、空海、道真と、次第に唐風を捨てて日本風となり、道風に至つて、上代風といふわが国独得の書風が完成された。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
僧都が自身で琴(七|絃の唐風の楽器)を運んで来て、「これをただちょっとだけでもお弾きくだすって、それによって山の鳥に音楽の何であるかを知らせてやっていただきたい」 こう熱望するので、「私はまだ病気に疲れていますが」 と言いながらも、源氏が快く少し弾いたのを最後として皆帰って行った。
若紫 源氏物語 青空文庫
宰相は源氏の山荘が非常に唐風であることに気がついた。
須磨 源氏物語 青空文庫
弾く指の運びに唐風が多く混じっているのである。
明石 源氏物語 青空文庫
築山の木立ち、池の中島のほとり、広く青み渡った苔の色などを、ただ遠く見ているだけでは飽き足らぬものがあろうと思われる若い女房たちのために、源氏は、前から造らせてあった唐風の船へ急に装飾などをさせて池へ浮かべることにした。
胡蝶 源氏物語 青空文庫
竜頭鷁首の船はすっかり唐風に装われてあって、梶取り、棹取りの童侍は髪を耳の上でみずらに結わせて、これも支那風の小童に仕立ててあった。
胡蝶 源氏物語 青空文庫
蟋蟀蟋蟀在堂役車其休今我不樂日月其※ 唐風自然のこころの清きかなや、末葉にみだるる露に醉ひて、靜けき夕のすさみとてや、この草がくれに虫は鳴きつ。
薄田泣菫 泣菫詩抄 青空文庫
作例 · 標準
古都奈良には、唐風の趣を残す建造物が数多く存在する。
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彼の描く水墨画は、どことなく唐風の雰囲気を漂わせている。
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あの歴史ドラマの衣装や小道具は、唐風を意識して作られているそうだ。
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