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裂き捨てる

さきすてる
動詞
1
標準
文例 · 用例
そして、筆は遲遲として進まず、意を充たすやうな作は出來上らずに、徒にふえて行くのは苛苛と引き裂き捨てる原稿紙の屑ばかりであつた。
南部修太郎 處女作の思ひ出 青空文庫
急いで、後の証拠になる書類を、首に掛けた例の黒革巾着のなかの物とともに裂き捨てると、邸に防寨を施し始めた。
ELIZABETH AND ESSEX エリザベスとエセックス 青空文庫
強健なる性格が、昨日の枯死した包皮を、呼吸を妨ぐる古い魂を、荒々しく裂き捨てる、生長の発作の一つであった。
JEAN-CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
理平はもうそれを奪って、裂き捨てる勇気さえ失ってしまった。
吉川英治 かんかん虫は唄う 青空文庫
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