雑唱
ざつしょう
名詞
標準
文例 · 用例
ここには「戦時雑唱」としてその片鱗のみを示すにとどめた。
— 北原白秋 『黒檜』 青空文庫
朱砂にして雨ふりながす朝の道山片附けば北の関見ゆふかみどり櫨の木かげに佇つ見れば童女は愛し母によく似て玉名郡関の山家は築畦の石塊黒く夏まけにけり朱砂ながらさびし山家の壁のいろ薄日蒸したり母の関町北九州雑唱宰府道筑紫の、櫨の木原、木原には夕光満ち、夕光に鷽鳥啼けり。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
尚、覊旅以外の人事生活篇「童子群像」「風騒四部唱」等は彼の集の「砧村雑唱」の続篇たるべきもの故是に附加した。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
その当時の作に対し、増補した新作の割合は、『天王寺墓畔吟』に於て、三・六倍、『緑ヶ丘新唱』に於て、四・五倍、『世田ヶ谷風塵抄』に於て一・八倍、『砧村雑唱』に於て、〇・二倍となつてゐる。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
此の内、最も旧い作は『天王寺墓畔吟』中の巻頭、「新居」の一、「白藤」の歌であり、最も新らしい作は『砧村雑唱』中の「※・父母の冬」の一聯である。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
温突部屋二た間に溢れるほどつまった小童が、あぐらをかいて身体をゆすぶって大声を挙げながら素読の雑唱をやる。
— 柳宗悦 『全羅紀行』 青空文庫
その當時の作に對し、増補した新作の割合は、『天王寺墓畔吟』に於て、三・六倍、『緑ヶ丘新唱』に於て、四・五倍、『世田ヶ谷風塵抄』に於て一・八倍、『砧村雜唱』に於て、〇・二倍となつてゐる。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
此の内、最も舊い作は『天王寺墓畔吟』中の卷頭、「新居」の一、「白藤」の歌であり、最も新らしい作は『砧村雜唱』中の「※・父母の冬」の一聯である。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫