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がたり

がたり
副詞
1
標準
with a bang (clash, bump)
文例 · 用例
三味も同じこと、琴は西片町あたりの垣根ごしに聞たるが、いと良き月に弾く人のかげも見まほしく、物がたりめきて床しかりし。
樋口一葉 あきあはせ 青空文庫
あはれかかる夜よ、歌よむ友のたれかれ集ひて、静かに浮世の外の物がたりなど言ひ交はしつるはと、俄かにそのわたり恋しう涙ぐまるゝに、友に別れし雁|唯一つ、空に声して何処にかゆく。
樋口一葉 あきあはせ 青空文庫
(板を壁にがたりと寄せ掛く。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 家常茶飯 青空文庫
からくみやこにたどりける、   芝雀は旅をものがたり、「その小屋掛けのうしろには、  寒げなる山によきによきと、立ちし」とばかり口つぐみ、   とみにわらひにまぎらして、渋茶をしげにのみしてふ、    そのことまことうべなれや。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
そして、ほんとうに、こんなオホーツク海のなぎさに座って乾いて飛んで来る砂やはまなすのいい匂を送って来る風のきれぎれのものがたりを聴いているとほんとうに不思議な気持がするのでした。
宮沢賢治 サガレンと八月 青空文庫
座頭、琵琶箱を負ひて、がたりびしりと欄干を探り居たり。
泉鏡太郎 怪力 青空文庫
――琵琶箱負ひたる丈高きしたゝかな座頭一人、人通もなき闇川橋の欄干を、杖以てがたりびしりと探る――其の頭上には怪しき雲のむら/\とかゝるのが自然と見える。
泉鏡太郎 怪力 青空文庫
分けて爰に、がたりびしりは、文章の冴で、杖の音が物凄く耳に響く。
泉鏡太郎 怪力 青空文庫
作例 · 標準
重い本棚が崩れ、本が床にがたりと散らばった。
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突然、トラックが電柱にがたりとぶつかった。
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彼女は驚きのあまり、持っていたカップを床に落とし、がたりと音を立てた。
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扉が風で激しく打ち付けられ、がたりと大きな音がした。
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