コロンバン
コロンバン
名詞
標準
wild dove
文例 · 用例
今夜何時頃銀座へ出かけるからコロンバンで待つて呉れとか、映画見物へ行かないかといふやうなもので、何んな意味でゝも心持を展べるといふ風なものではなかつたので、村瀬は時々、男とも思はれてゐない安心な友達か!
— 牧野信一 『女に臆病な男』 青空文庫
就中、大阪など、その為に、何んなに、文化的発育におくれているか判らないが、文化的進歩よりも、金儲けの方が大事だろうから、せいぜいもがくがいい、そして金を儲けて、シュークリームを食いたい、と思った時、銀座のコロンバンのようなクリームが何処にも、大阪には売っていない事を知った時、成る程と、感じるがいい。
— 直木三十五 『大阪を歩く』 青空文庫
時間が半端なので、いまコロンバンで、珈琲をのみながら、この手紙を書いてゐるんだ。
— 堀辰雄 『手紙』 青空文庫
追伸 さつきの手紙を北原君に托してコロンバンを出てしまつてから、町の中でひよつくり二三日前に讀んだリヴィエールの「エチュード」の一節を思ひ浮べた。
— 堀辰雄 『手紙』 青空文庫
○文芸家協会よりコロンバンのお菓子、お見舞、田中西二郎さんがそのお使で来たのにびっくりした。
— 一九三六年(昭和十一年) 『日記』 青空文庫
五の一 それから幾日も経たないある日の朝、梨枝子に宛てて叔母の一枝から送つたコロンバンのチョコレートが、附箋をつけて帰つて来た。
— 岸田國士 『落葉日記』 青空文庫
それが、うまくゆかないからといって途中で変更するわけにもゆかないので、先ず新橋駅で二人に会い、銀座に出て、コロンバンの二階で、一円五十銭のランチを喰べ、それから、すぐ歌舞伎座へいったが、特等席は五円だったので、切符を買ってしまうと、もう円タク代もなくなってしまう。
— ――主観的な覚え書き 『叛骨・中野正剛』 青空文庫
六人はそれからコロンバンで一と休みして、御牧と光代は、それでは明朝お見送りいたしますから、と西銀座で別れ、あとの四人は又ホテルまで歩いてしまった。
— 下巻 『細雪』 青空文庫
作例 · 標準
静かな森の奥で、コロンバンの美しい鳴き声が響き渡った。
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平和の象徴とされるコロンバンが、空を悠然と舞う姿は見る者を和ませる。
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彼は、飼っているコロンバンに「ピジョン」と名付け、愛情を込めて育てている。
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