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角木

すみぎ
名詞
1
標準
文例 · 用例
――遠くで且音がしないから、橋を行くのが一本の角木に乘つて、宛如、空を乘るやうである。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
兎に角木村のためには何をするのも遊びである。
森鴎外 あそび 青空文庫
それは、象牙木地は大部分は三味線の撥に取って、その後の三角木地を根附師が使ったものであるからである。
象牙彫り全盛時代のはなし 幕末維新懐古談 青空文庫
かなり広い家の中には、爺やの江藤老人夫妻と、書生の角木と、女中が二人、いつも外でばかり暮らすような男ですから、これだけの奉公人は、大した仕事もなく、銘々の内職をし乍ら給料を貰って居る有様でした。
野村胡堂 流行作家の死 青空文庫
入口は廊下に面した扉――江藤と角木が二人がかりで打ち破った扉――の外にもう一つ、直接庭の方へ開く扉がありますが、これも厳重に鍵を掛けてあります。
野村胡堂 流行作家の死 青空文庫
母里太兵衛はさきに用いた角木材でふたたびそこを大きく破壊した。
吉川英治 黒田如水 青空文庫