羽白
はじろ
名詞
標準
any duck with white specula (bright patches on the wings)
文例 · 用例
緋の鳥冠の小さな鶏は二羽白い。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
が、染め羽白羽のとがり矢は、中には物々しい鏑の音さえ交えて、またひとしきり飛んで来る。
— 芥川龍之介 『偸盗』 青空文庫
五、六羽白い色のも見える。
— 宮本百合子 『農村』 青空文庫
見ると、中に一|羽白いのがまじっています。
— NILS HOLGERSSONS UNDERBARA RESA GENOM SVERIGE 『ニールスのふしぎな旅』 青空文庫
」 手をのばして、抜き取ってみると、なるほど、妻羽白の矢羽の下に、ほそい、書状らしいものが、結びつけてあった。
— 吉川英治 『牢獄の花嫁』 青空文庫
ピラピラピラ羽白の細矢がとんでくる。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
その時、一本の羽白の矢が、ヒュッ――と鏃に陽の光を切って、うつつな、かれの姿を狙ってとんだ。
— 剣山の巻 『鳴門秘帖』 青空文庫
いま、奥で一ぱい飲みながら考えていたところさ」 中老の男はじろじろ私を見るので主人は正直に私の身元を紹介した。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
作例 · 標準
河口に群れる羽白の鴨を、静かに観察する。
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湖畔で白い翼鏡を持つ羽白が、水面を滑るように泳いでいた。
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望遠鏡で覗くと、遠くに羽白が休んでいるのが見えた。
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