継ぎ立て
つぎたて
名詞
標準
relay
文例 · 用例
熱い蕎麦湯を啜りながら、あかるい洋灯の下で、継ぎ立ての切炭のぱちぱち鳴る音に耳を傾けていると、赤い火気が、囲われた灰の中で仄に揺れている。
— 夏目漱石 『永日小品』 青空文庫
前の晩に来たはげしい雷鳴もおさまり、夜中ごろから空も晴れて、人馬の継ぎ立てはその日の明け方から始まった。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
もしこの定助郷設置の嘆願が道中奉行に容れられなかったら、お定めの二十五人、二十五|疋以外には継立てに応じまい、その余は翌日を待って継ぎ立てることにしたいとの申し合わせもしてあった。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
」「まあ、お話しして見れば、たとえば公儀の御茶壺だとか、日光例幣使だとかですね、御朱印付きの証書を渡されている特別な御通行に限って、宿の伝馬役が無給でそれを継ぎ立てるような制度は改めたい。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
継ぎ立てたい荷物は継ぎ立てるが、そうでないものは助郷へ押しつけるというようなことが起こるんです。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
もしこの木曾十一宿の願いがいれられなかったら、前年の総代が申し合わせたごとく、お定めの人馬二十五人二十五|疋以外には継立てに応じまい、その余は翌日を待って継ぎ立てることにしたい。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
彼らの多くは、継ぎ立てたい荷物は継ぎ立てるが、そうでないものは助郷村民へ押しつけるような従来の弊習に慣れている。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、宿場町では継ぎ立ての馬が用意され、荷物の輸送を支えていた。
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情報の継ぎ立てが上手くいかず、現場に誤った指示が伝わってしまった。
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駅伝で次の走者へタスキを渡す継ぎ立ての瞬間は、何度見ても感動する。
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