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茶箱

ちゃばこ
名詞
1
標準
tea chest
文例 · 用例
均平の机も箪笥とけんどんの間へ押しこまれ、本箱も縁側で着物の入っている幾つかの茶箱や、行李のなかに押しこまれ、鼓や太鼓がその上に置かれたりした。
徳田秋声 縮図 青空文庫
さて、林不忘氏の「釘抜藤吉捕物覚書」は、髷物で行こうとする所に、特色らしいものは見えるけれど――そうして「怪談釘地獄」や「宇治の茶箱」などは結構であるが併し髷物の捕物なら、若手に白井喬二氏あり、大家に岡本綺堂氏あって、その塁を磨するということは、困難のように思われる。
国枝史郎 日本探偵小説界寸評 青空文庫
私は本町の角にある茶店から、大きな茶箱を二つ求めて来て、書籍のたぐいはそれに詰めた。
島崎藤村 芽生 青空文庫
小諸から書籍を詰めて来た茶箱を削って貰って、小さな棺に造らせて、その中へお繁の亡骸を納めた。
島崎藤村 芽生 青空文庫
アメリカの独立は、ボストン港に茶箱を投じたことに始まる。
茶の本 茶の本 青空文庫
」 茶箱に何ばいかの書籍、それを担がせて、意気揚々とおちび少女は帰っていったのだ。
長谷川時雨 朱絃舎浜子 青空文庫
さればコン吉は、その薄鉄板製の茶箱の前後に、生来キョトキョトと落着かぬ視線を走らせて眺めるところ、これは十年ぐらい前には確かに自動車であったに違いない、そういう痕跡は今でもところどころにほのかに残っているのである。
合乗り乳母車 ――仏蘭西縦断の巻―― ノンシャラン道中記 青空文庫
ホラ、あのお繁の亡くなった時には、山から書籍を詰めて持って来た茶箱を削り直して貰って、それを子供の棺にして、大屋さんと二人で寺まで持って行きました。
島崎藤村 家(下巻) 青空文庫
作例 · 標準
湿気を避けるため、茶箱に大切にお茶を保存している。
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実家の蔵には、古い茶箱がいくつか残っている。
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昔の貿易では、大きな茶箱に大量の茶葉が詰められていた。
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2
標準
box for tea utensils (tea ceremony)
作例 · 標準
茶箱点前では、持ち運び可能な茶箱に道具を収める。
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茶箱の中には、美しい茶碗や棗が収められていた。
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ピクニックで野点を楽しむために、茶箱を持参した。
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ウィキペディア

茶箱(ちゃばこ)は、茶道具の一種で、点前道具一式を収納して持ち運びするための箱である。籠形式の場合は茶籠(ちゃかご)と呼ぶ。また茶の輸送・保管用の箱も茶箱と呼ぶ。

出典: 茶箱 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0