小爪
こづめ
名詞
標準
lunula
文例 · 用例
十本の指頭の悉くが、同じ貝殻を集めたように、どれも鮮かに小爪が揃って、桜色に光っていたばかりでなく、大方これが西洋の流行なのでもありましょうか、爪の先が三角形に、ぴんと尖らせて切ってあったのです。
— 谷崎潤一郎 『痴人の愛』 青空文庫
山伏の生活の中に、いしこづめと言ふ事があります。
— ――花祭り解説―― 『山の霜月舞』 青空文庫
海岸などに、波でうづ高くなつてゐるのを木積と言うたので、石こづめは、石の中へこづみ込むのです。
— ――花祭り解説―― 『山の霜月舞』 青空文庫
此が、後に石こづめと言はれる様になつて、奈良の猿沢の池の石こづめ塚の様な伝説も出来たのであるが、元は、山伏し仲間の風習であつた。
— 折口信夫 『霊魂の話』 青空文庫
寂滅の貝ふき立る初嵐 似春 石こづめなる山本の雲 桃青大地震つづいて竜やのぼるらん 似春 長十丈の鯰なりけり 桃青 似春によって地震が余りに美化され過ぎたのを、芭蕉は龍を鯰に見立てて諧謔化したわけである。
— 武者金吉 『地震なまず』 青空文庫
「それなら石こづめの遺跡を見て参りましょう」 と清瀬さんは僕達を十三|鐘へ案内して行った。
— 佐々木邦 『ぐうたら道中記』 青空文庫
「昔、十三になる興福寺のお小僧さんが春日様の鹿を殺して、鹿の死骸と一緒に此処で石こづめにされたのですとさ」「石こづめって、何うするんです?
— 佐々木邦 『ぐうたら道中記』 青空文庫
それから石こづめの穴の深さが一丈三尺というのですもの。
— 佐々木邦 『ぐうたら道中記』 青空文庫
作例 · 標準
爪の根元にある白い半月状の部分を小爪という。
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彼の小爪は、とても大きくて目立っていた。
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健康状態は、小爪の大きさや色にも現れるそうだ。
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