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様参

ようさん
名詞
1
標準
文例 · 用例
(三)の二 昨日は見舞がてらに本宅の御母様参られ候。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
「それが左様参れば面白いがのう。
夢野久作 名君忠之 青空文庫
「まず有難い、家があるそうな」「ご隠居様参りましょう。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
……さあお母様参りましょう!
国枝史郎 仇討姉妹笠 青空文庫
今度昼夜に分けて舞台にかけられる「時鳥侠客御所染」――曾我|綉侠御所染――が其であり、「吉様参由縁音信」が其である。
折口信夫 草双紙と講釈の世界 青空文庫
「身延様参りは、折々この道を通る人がありますから、それが……はて、煙草入が落ちていたり、駕籠の中には蒲団や包みがそのままであってみたり……」 彼等はようやく異様な眼で、そこらあたりを見廻し、「おお、怖い、落葉の中に光る物が……」 最も早く見つけたのは、組の中でもいちばん若い人。
白根山の巻 大菩薩峠 青空文庫
見れば、一ツは様参る。
清水紫琴 したゆく水 青空文庫
但し軽々しく口外致すべき事には無御座候|間これまたそのまゝに致し、唯たゞ時節の来るを待ちをり申候処、或日の事、当村の庄屋殿より即刻代官所へ同道致されたき趣、使を以て申越され候間、直様参り申候処、御役人|御出有之|其許方に慶蔵と申候|寺男召使ひ候事有之候哉との御尋なり。
永井荷風 榎物語 青空文庫