裏表紙
うらびょうし
名詞
標準
back cover
文例 · 用例
それはずつと以前から『感情』の裏表紙で豫告廣告を出して置いた如くである。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
湯気で裏表紙が丸くしめり脹らんだ蓋の本をわきへはねて、鉢の中にほどよく膨れた焼米を小さい飯茶椀に取分け、白湯をかけて生味噌を菜にしながら、秋成はさつさと夕飯をしまつた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
その裏表紙には「俺の利益が減るから」と書かれているのだ。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
それを聞いて房内にある二三の、ぼろぼろになつた書物の裏表紙などに、折れ釘の先か何かで革命歌の一とくさりなどが書きつけてある謎が解けたのである。
— 島木健作 『癩』 青空文庫
それを聞いて房内にある二、三の、ぼろぼろになった書物の裏表紙などに折れ釘の先か何かで革命歌の一とくさりなどが書きつけてある謎が解けたのである。
— 島木健作 『癩』 青空文庫
樹明さんが吉野さんを連れてきて庵を描いて下さつた、三八九復活号の裏表紙に刷るのである、私は文字で庵を写さう。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
即ち裏表紙を上へ向けて、特に置かれてあるのであった。
— 国枝史郎 『南蛮秘話森右近丸』 青空文庫
見タイ方ハ裏表紙ヲゴランナサイ。
— 村山籌子 『バウシ ノ ユクヘ』 青空文庫
作例 · 標準
例句