房飾り
ふさかざり
名詞
標準
tassel
文例 · 用例
私たちが見なれているカール・マルクスの写真は、がっちりとした精気あふれる顔のぐるりを房飾りのようなすき間ない鬚で囲われた風貌である。
— 宮本百合子 『カール・マルクスとその夫人』 青空文庫
すると今度は、その軍服をとても丁寧にたたみ始め、上着の銀モールに至っては、指でなでつけ、房飾りもきれいにそろえた。
— IN DER STRAFKOLONIE 『処刑の話』 青空文庫
ま、お気に召せば、こんな欣しい事はございません』 鶉もさすがと見えたが、金銀の蒔絵籠、緋の房飾り、善美をこらした物である。
— 吉川英治 『美しい日本の歴史』 青空文庫
悠々と歩いているのは頭に青い布を巻いたり、漆塗りの麦稈をかぶったりして、銀の房飾りを肩にかけた原住民族の※々族と、乞食の様な貧乏人ばかりだった。
— 木村荘十 『雲南守備兵』 青空文庫
ホラ、あの手品の道具の積んである所です」 広い舞台裏の一隅に、旧劇用の駕籠だとか、張りぼての手水鉢だとか、はげちょろの大木の幹などと一緒に、奇術用の大道具小道具が、天鵞絨や金糸銀糸の房飾り毒々しく、雑然と置き並べてある。
— 江戸川乱歩 『魔術師』 青空文庫
作例 · 標準
伝統的な衣装の袖口には、金糸で作られた豪華な房飾りが付いている。
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カーテンの端に付けられた房飾りが、風に揺れて床に影を落としていた。
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卒業式で被る角帽の房飾りを、右から左へ移す儀式が行われた。
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