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空寝

そらね
名詞動詞-サ変
1
標準
feigned sleep
文例 · 用例
空寝か、本寝か、京子は眼を瞑って動かない。
――二つの連作―― 青空文庫
京子は気違いになってから、いたずら小僧かとぼけ婆さんのように、ばつの悪い時、よく空寝をやるようになった。
――二つの連作―― 青空文庫
しばらく空寝入りをして見せたあとで、小君はその隅の室からさしている灯の明りのほうを、ひろげた屏風で隔ててこちらは暗くなった妻戸の前の室へ源氏を引き入れた。
空蝉 源氏物語 青空文庫
禹徳淳は空寝入りをして鼾をかいている。
――十四の場面―― 安重根 青空文庫
僕はこの通り、不在証明もなければ、空寝入りしようともしませんよ」「いや、運命的なのは、オフェリヤ狂乱そのものじゃありませんか」 法水は甲を顎にかって、突飛な譬喩めいたものを口にした。
小栗虫太郎 オフェリヤ殺し 青空文庫
それから博士の死体のあった寝台の上には、誰方かオーバーと帽子を置いて下さい」 雁金検事のオーバーと、大江山課長の制帽とが、白布を蔽った空寝台の上に並べて置かれた。
海野十三 人造人間事件 青空文庫
もしまたそれと知った者があっても、斯様な際には、心ならずも空寝入りをして聞き逃すのが例でありました。
黒業白業の巻 大菩薩峠 青空文庫
伊達政宗がわざと大酔して空寝入りをし、自分の大刀に錆の出ていることを盗見させた逸話は有名である。
――地方文化発展の意義―― 木の芽だち 青空文庫
作例 · 標準
彼は忙しいふりをして、机で空寝をしていた。
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子供は怒られるのを恐れて、布団の中で空寝をしていた。
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彼女の空寝は見破られ、結局手伝う羽目になった。
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