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武府

ぶふ
名詞
1
標準
文例 · 用例
今のうちに、九郎冠者めを討って取れ」 下知は、武府に伝えられた。
静御前 日本名婦伝 青空文庫
彼が王朗に説いたいわゆる時代の風浪は、山野にかくれていた賢人をひろい上げてもゆくが、また、官衙や武府の旧勢力のうちにもいる多くの賢人をたちまち、山林へ追いこんでしまう作用もした。
草莽の巻 三国志 青空文庫
武府の諸将は、みな弓を競って、日頃の能をあらわした。
望蜀の巻 三国志 青空文庫
――さきに義貞を一例にあげましたが、義貞ならずとも、仮に時代の優勝者となって、諸国の武士からかつがれる武門最上の位置に坐せば、必然武府の権を持ち、すなわち、幕府ができてまいりましょう」「じゃによって、おのれ尊氏に、幕府をみとめよと申すのか」「御意です」 と、尊氏は平伏した。
湊川帖 私本太平記 青空文庫
武府の権は、これを尊氏に御一任願わしゅうぞんじまする。
湊川帖 私本太平記 青空文庫