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国際列車

こくさいれっしゃ
名詞
1
標準
international train
文例 · 用例
六月二十日 第五信(ベルリンにて)ママ、私共は昨晩十時五十分に巴里の北停車場からベルリン行きの国際列車に乗って途中|白耳義に入りましたが夜中で眠って居たので知らずに通過して仕舞いました。
岡本かの子 母と娘 青空文庫
沿線の人々の顔色には自信と思想が加わってヨーロッパから来たわれわれの年老いた国際列車を無意味な風のように眺めている。
横光利一 欧洲紀行 青空文庫
四日に一度より通らぬ国際列車であるから、村の者は総出で駅に集っている。
横光利一 欧洲紀行 青空文庫
パリーへ向って行く国際列車が停っている。
横光利一 欧洲紀行 青空文庫
――という一つの運命的な衝動を私たちの神経につたえて、午後九時十五分東京駅発下関行急行は、欧亜連絡の国際列車だけに、ちょいと気取った威厳と荘重のうちにその車輪の廻転を開始した。
踊る地平線 踊る地平線 青空文庫
梶は、国際列車にもまだ沢山の乗換場所がいる、というような言葉を機械的に暗誦し易いフレーズにまとめて云っているのであるが、この見解がもし作者自身にとって具体的な内容で把握されているのであったら、関西財界の大立物であるという友人に向って「日本の左翼はスターリン派かトロツキー派か、どっちが有力なんだ。
――横光氏の「厨房日記」について―― 「迷いの末は」 青空文庫
「虚心坦懐とは日本でこそ最も高貴な精神とされているが」「今のところ、如何なる国際列車もまだ乗換場所がいくつも必要だから」「パリ人というものは自身や他人の金利のことについて口を出さぬ。
――横光氏の「厨房日記」について―― 「迷いの末は」 青空文庫
梶はここに暗黙のうちに敷かれたレールの両極は一致すべきものと信じていたが、今のところ、いかなる国際列車もまだ乗り換え場所が幾つも必要だと思わざるを得なかった。
横光利一 厨房日記 青空文庫
作例 · 標準
国境を越えて走る国際列車に乗って、ヨーロッパの三つの国を一日で旅した。
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国際列車の車内では、検札のたびにパスポートの提示を求められることもある。
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国際列車の窓から見える景色が、国境を過ぎた途端に変わるのが面白い。
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