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夏の月

なつのつき
表現名詞
1
標準
the (cool) summer moon
文例 · 用例
」 夏の月が、その夜は満月でしたが、その月光が雨戸の破れ目から細い銀線になって四、五本、蚊帳の中にさし込んで来て、夫の痩せたはだかの胸に当っていました。
太宰治 おさん 青空文庫
市中は物のにほひや夏の月    凡兆 いい句である。
太宰治 天狗 青空文庫
「市中は物のにほひや夏の月」これくらいの佳句を一生のうちに三つも作ったら、それだけで、その人は俳諧の名人として、歴史に残るかも知れない。
太宰治 天狗 青空文庫
こころみに夏の月の巻をしらべてみても、へんな句が、ずいぶん多い。
太宰治 天狗 青空文庫
市中は物のにほひや夏の月 芭蕉がそれにつづけて、あつしあつしと門々の声 これが既に、へんである。
太宰治 天狗 青空文庫
さてそれから、二十五句ほど続いて「夏の月の巻」が終るのだが、佳句は少い。
太宰治 天狗 青空文庫
蚊帳を出でてまだ障子あり夏の月、雨戸を開けるでもなく、ただ風の入るばかりの隙間から、体がすっと細くなり、水に映つる柳の蔭の隠れたように、ふと外へ出て見えなくなりましたと申しますな。
泉鏡花 湯女の魂 青空文庫
市中は物のにほひや夏の月     凡兆 夏の晴れた宵の無風状態を「物の匂ひ」で描いたものである。
寺田寅彦 天文と俳句 青空文庫
作例 · 標準
蒸し暑い夜だったけれど、夏の月が涼しげに空に浮かんでいた。
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ベランダで夏の月を眺めながら、冷たいお茶を飲んだ。
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「あぁ、なんて美しい夏の月だろう」彼女はため息をついた。
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ウィキペディア

「夏の月」(なつのつき)は、杏里38枚目のシングル。1998年6月10日発売。発売元はフォーライフ・レコード。

出典: 夏の月 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0