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紺灰

こんばい
名詞
1
標準
文例 · 用例
十一時二十分頃、独りでブレント入江の方へ歩いて行くのを見かけました」 尚このシッド・ハッジスの口から、ドロシイが通り過ぎて間もなく、紺灰色に塗った一台の箱型がマウント・モウリスの方角からやって来て、ハッジスは此の車に十ガロンのガソリンを売っていることが判明した。
牧逸馬 双面獣 青空文庫
――何の灰をですか」「紺屋が紺染めに使う灰なので、紺灰といっております。
風の巻 宮本武蔵 青空文庫
諸国の染座へ卸すので、なかなか大きな商売です」「アアなるほど、あの灰汁水を作る原料ですな」「それは莫大な金額にのぼる取引なので、室町の世の初期ごろには、御所の直轄で、紺灰座奉行をやっておりましたが、中期頃から民営になりまして、紺灰座問屋というのが、この京都に三軒とか許されていたものだそうです。
風の巻 宮本武蔵 青空文庫