渡り奉公
わたりぼうこう
名詞
標準
working as a servant for a series of masters
文例 · 用例
元は山城屋と同村の遠縁に当る某家から出て、十五の年から二十年近くも、江戸の大名を二三ヶ所も渡り奉公に歩いて居た。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
おれ達は渡り奉公の人間だ。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
「旗本屋敷の渡り奉公なんぞしている者はどうも悪い奴が多うござんすからね。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
これが一季半季の渡り奉公というではなし、児飼いから馴染みの深い奉公人である。
— 岡本綺堂 『籠釣瓶』 青空文庫
渡り奉公の中小姓などが並大抵のことでその後釜に据われる訳のものではない。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
だから渡り奉公のやつこの生活を羨んで、旗本奴などゝ言ふ名を甘受してゐたのだ。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
それから供人の縫殿介なる若党の骨がらもよく、いわゆる雑人ずれのした渡り奉公人とはちがって、子飼からの躾がみえる。
— 円明の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
作例 · 標準
昔は、若者たちが技術を習得するために渡り奉公をする慣習があった。
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彼は各地を渡り奉公しながら、様々な料理の技術を学んだ。
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渡り奉公の経験は、彼の人格形成に大きな影響を与えた。
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