南極星
なんきょくせい
名詞
標準
the southern polar stars
文例 · 用例
ふと思ふ、かかる夕日に白銀の絹衣ゆるがせ、いまあてに花|摘みながらかく愁ひ、かくや聴くらむ、紅の南極星下われを思ふ人のひとりも。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
十字架の形をすこし斜に空に描いたような南極星も生れて初めて彼の眼に映じたものであった。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
かの豪胆不敵なるマゼランが水平に明滅する南極星の微光をその頼みとなし、千古未航の大洋に突出し、驚喜の涙を濺ぎ、上天が自家の鉄腸雄志を試みるに足る絶大の海面を与えたるを祝し、初めて太平洋の名を下せし当時においては、地球を一周したる実に三年の歳月を費やしたり。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
南極星のなゝめに傾むき、椰子の葉影にふるゝ頃まで、色あせし唇に、「かの日の歌」をなせど、たへなる音もなく、息は糸のごとく衰ろへ、果敢なき涙して、喜びは吾れをさかりゆく。
— 漢那浪笛 『かの日の歌【二】』 青空文庫
作例 · 標準
南半球では南極星が見えないため、天の南極を探すには南十字星が目印となる。
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大航海時代、船乗りたちは南極星の代わりとなる八分儀座の暗い星々を頼りに航海した。
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プラネタリウムで、北極星とは対照的に目立たない南極星の存在を初めて知った。
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ウィキペディア
南極星(なんきょくせい)とは、南側の極星 のことで天の南極に最も近い輝星を意味する。自転するあらゆる天体ごとに定義ができるが、ここでは地球における天の南極に最も近い輝星について詳述する。
出典: 南極星 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0