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関繋

せきつなぎ
名詞
1
標準
文例 · 用例
それに昇は花で言えば今を春辺と咲誇る桜の身、此方は日蔭の枯尾花、到頭楯突く事が出来ぬ位なら打たせられに行くでも無いと、境界に随れて僻みを起し、一昨日昇に誘引た時既にキッパリ辞ッて行かぬと決心したからは、人が騒ごうが騒ぐまいが隣家の疝気で関繋のない噺、ズット澄していられそうなもののさて居られぬ。
二葉亭四迷 浮雲 青空文庫
成程親友でないものにそう直言したならば侮辱したと云われても仕様が無いが、シカシ君と我輩とは親友の関繋じゃ無いか」「親友の間にも礼義は有る。
二葉亭四迷 浮雲 青空文庫
」と強いて考えてみても、心|奴がいう事を聴かず、それとは全く関繋もない余所事を何時からともなく思ッてしまう。
二葉亭四迷 浮雲 青空文庫
何故にそれほどまでに園田の家を去りたくないのか、因循な心から、あれほどにされても、尚おそのような角立った事は出来んか、それほどになっても、まだお勢に心が残るか、抑もまた、文三の位置では陥り易い謬、お勢との関繋がこのままになってしまッたとは情談らしくてそうは思えんのか?
二葉亭四迷 浮雲 青空文庫
あれ程までにからんだ両人の関繋が故なくして解れてしまう筈は無いから、早まって安心はならん。
二葉亭四迷 浮雲 青空文庫
しかし恋愛は、よしや性欲と密接な関繋を有しているとしても、性欲と同一ではない。
森鴎外 ヰタ・セクスアリス 青空文庫
ああ、前面から人が来てよ」 かかる戯を作して憚らず、女も為すままに信せて咎めざる彼等の関繋は抑も如何。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
然れば彼と貫一との今日の関繋は如何なるものならん。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫