ちゃらっぽこ
ちゃらっぽこ
感動詞
標準
no way
文例 · 用例
ガンベは日ごろからちゃらっぽこばかりいっている男だから、あいつが何んといったって、俺がそんなことをしたと信ずる奴はなかろう。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
それを信ずる奴があったら「へえ柿江がかい」と愛嬌にしないとも限らないし、しかしたいていの奴は「ガンベのちゃらっぽこもいい加減にしろ」と笑ってしまうに違いない。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
それをあした遣るの、あさって渡すのと口から出任せのちゃらっぽこを云って、好いように人をはぐらかしているんですもの。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
子だぬきにちゃらっぽこやられたんじゃござんすまいね」「なにッ。
— 闇男 『右門捕物帖』 青空文庫
計画|半ばと云うところさ」「へ、云ってるぜ、ちゃらっぽこを、その計画が怪しいものさ」「おやおや変梃に疑ぐるね。
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
われこそは、大王|成吉思汗の陣中にその人ありと知られたる、滑稽ちゃらっぽこの一手販売、山椒は粒でもぴりりと辛い、汪克児大公爵さまだ。
— ――市川猿之助氏のために―― 『若き日の成吉思汗』 青空文庫
「あの源三郎を殺っつけることのできるやつあ、このおいらのほかにゃアねえはずだ」 しばらく考えたのち、やっと安心した体で、「あの源三が死んだなどと、ちゃらっぽこにきまってらあナ」 あたまの中で、大声にどなった左膳。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
そんな場合、彦兵衛は口許だけで笑いながら、いつも、「俺らか、俺らあただのちゃらっぽこ。
— 宇治の茶箱 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫