掃き手
はきて
名詞
標準
hand touching the ground resulting in direct loss
文例 · 用例
〔郡属伊原忠右エ門〕宮沢賢治郡属伊原忠右エ門科頭にゴムの靴はきて冬の芝生をうちよぎり南ちゞれし綿雲に雨量計をぞさゝげたる天狗巣病にはあらねどもあまりにしげきこずゑかな
— 宮沢賢治 『〔郡属伊原忠右エ門〕』 青空文庫
けれども、山にはまだ春はきていませんでした。
— 新美南吉 『里の春、山の春』 青空文庫
紫の、珠の履をはきて坐しぬ。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
・椿の落ちる水の流れる・みそさゞいよそこまできたかひとりでなくか・梅がもう春ちかい花となつてゐる・轍ふかく山の中から売りに出る・枯枝をひらふことの、おもふことのなし そこら一めぐりする椿にめじろはきてゐる ふるさとなれば低空飛行の爆音で 二月六日くもり、何か落ちてきさうだ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
ダンダラの服はきていませんでしたが、正坊にちがいないことがわかると、クロはウォーンウォーンと、のどをしぼるような、うれしなきのさけびをあげました。
— 新美南吉 『正坊とクロ』 青空文庫
尖りたる帽を紐もて結び、褐色の短き外套を纏ひ、足には汚れたる韈はきて、鞋を括り付けたり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
十三日、明けて糠くさき飯ろくにも喰わず、脚半はきて走り出づ。
— 幸田露伴 『突貫紀行』 青空文庫
ビーチボーイズやハーマンズ・ハーミッツはきても、ビートルズが日本なんかにくるわけがない。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
作例 · 標準
土俵際で粘ったものの、掃き手となってしまい負けが決まった。
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審判の協議の結果、今の動きは掃き手とみなされた。
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相手の引き技にバランスを崩し、思わず掃き手をついてしまった。
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