気だるい
けだるい
形容詞
標準
languid
文例 · 用例
這ふ時の脚には、一種の粘糊が有るから、気だるいのを推して払くは可いが、悪く掌にでも潰れたら何うせう。
— 泉鏡花 『蠅を憎む記』 青空文庫
理窟ではない、これが年景の遊びなのだ、何事も意のままになり過ぎて、これくらいな刺戟を起こさないと、年景の気だるい神経はなぐさまないのである。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
……と思ったが、振顧ってみるのも気だるい。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
そして、殺すといい、殺してくれと叫んでいた男と女が、気だるい春昼の納屋倉に、蒸れ合うばかりな情炎の餓鬼となって苦悶した。
— 木曾の巻 『鳴門秘帖』 青空文庫
そして気だるいほど、陽気はずれな晩だった。
— 望蜀の巻 『三国志』 青空文庫
おこたえは、これだけぞ」 坊門ノ宰相清忠は、そうそう下山して行ったが、途中の輿のうちでも、瘧病に罹ったような気だるい熱ッぽさを持ちつづけて帰った。
— 建武らくがき帖 『私本太平記』 青空文庫
それに笛やササラの音がからむ気だるい野趣をおびた民楽だが、遠くには、金剛や葛城の山波が横たわり、空には昼の月があった。
— 筑紫帖 『私本太平記』 青空文庫
けだるい雨がぽつりぽつり降って来た。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
作例 · 標準
暑い夏の午後、気だるい雰囲気の中で人々は静かに過ごしていた。
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試験が終わった後、開放感と共に気だるい疲労感が襲ってきた。
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風邪の引き始めで、体全体が気だるくて何もする気が起きない。
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