話し中
はなしちゅう
名詞-の形容詞
標準
busy (phone)
文例 · 用例
あ、もしもし、話し中……。
— 織田作之助 『昨日・今日・明日』 青空文庫
女中は、まだオドオドしながら、「一度かけましたんですけれど、お話し中でお待ちしている内に、今の方から、お電話がございましたので……」と、相すまなそうな女中の云い訳を、背中で聴き流しながら、二階の部屋へ帰って来ると、綾子夫人は、もう一度鏡の前に、苦っぽい笑いを浮べて、腰をかけた。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
東山――お話し中のようですな。
— 平林初之輔 『探偵戯曲 仮面の男』 青空文庫
「お話し中を失礼ですけれど、川上糸子さんがどうかなさいましたのですか」 小田刑事は答えました。
— 小酒井不木 『深夜の電話』 青空文庫
御話し中で失礼だけれども。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
で氏は話し中斯う云われる。
— 国枝史郎 『小酒井不木氏スケッチ』 青空文庫
「あのもし旦那方へ、お話し中ですが」 さんざん自問自答したあげく、バサッとお湯の飛沫を立てて、いきなり今松は白足袋の似合いそうな旦那の華奢な肩口をつかまえた。
— 正岡容 『寄席』 青空文庫
「御話し中はなはだ失礼ですが。
— 夏目漱石 『野分』 青空文庫
標準
in talks