外題
げだい
名詞
標準
title (of a play)
文例 · 用例
それが面白かつたので、すぐ次の外題が掛かると祖母にせがんで連れてつて貰つたが、その時は本願寺の高僧の葬儀の実写か何かで、後から後からゾロゾロゾロゾロ坊主ばかりの行列であつた。
— 中原中也 『金沢の思ひ出』 青空文庫
外題は阿波十郎兵衛なる由ききぬ。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
その草雙紙を受取つてみると、外題は新編うす墨草紙、爲永瓢長作と記してあつた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
第一外題や筋がパッとしないし、文句の意味がチンプンカンプンでエタイがわからない。
— 夢野久作 『能ぎらい/能好き/能という名前』 青空文庫
外題は「鍋冠り日親」の事蹟を取扱ったものであった。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
その上演は嘉永五年、河原崎座の七月興行で、原作の初編から十編までを脚色して、外題はやはり「児雷也豪傑|譚話」――主なる役割は児雷也(団十郎)、妖婦越路、傾城あやめ、女巡礼|綱手(岩井粂三郎)、高砂勇美之助、大蛇丸(嵐|璃寛)などであった。
— 岡本綺堂 『自来也の話』 青空文庫
ショレみたんよ……光ウ秀エどンの……」 振り袖の人形が何の外題でも自由自在に次から次へ踊って行くにつれて、爺さんのチョボもだんだんとぎれとぎれに怪しくなって行った。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
三文芝居にでもありそうな外題だ。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
作例 · 標準
歌舞伎の舞台が始まる前に、看板に書かれた外題を確認して、今日の演目の予習をしておく。
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その芝居の外題は非常に難解だったが、物語の内容は誰もが楽しめる人情話だった。
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プログラムの表紙には、金箔で豪華に装飾された外題が力強い筆致で記されていた。
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