大きく
おおきく
副詞頻度ランク #684 · 青空 0 例
標準
in a big way
文例 · 用例
然しこれを歌つてゐるのがボオドレエルだと思ふと、船の沢山ゐる港、それも余り大きくない港が見えて来たりする。
— ――人と海―― 『海の詩』 青空文庫
曰く「われは横綱らしく強いところを見せようとして左の腕を大きくぶるんと振って相手を片手で投げ飛ばそうとしたが、相手は小さすぎて、われの腕はむなしく相手の頭の上を通過し、われはわが力によろめき自ら腰がくだけて敗れたのである。
— 太宰治 『男女川と羽左衛門』 青空文庫
あなたの不幸が大きくなればなるほど、そうして僕の愛情が深くなればなるほど、僕はあなたに近づきにくくなるのです。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
れいの低い声で、「きょうは八十八夜」そうひとこと呟いたかと思うともう、てれくさくてかなわんとでもいうようにむっくり立ちあがって両肩をぶるっと大きくゆすった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
「じゃあ、まだですね」うしろむきのペリカンを紙面の隅に大きく写しながら、「馬場がむかし、滝|廉太郎という匿名で荒城の月という曲を作って、その一切の権利を山田耕筰に三千円で売りつけた」「それが、あの、有名な荒城の月ですか?
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
」と北京の新郎は大きく出た。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
」奇妙に大きく出る。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
或るおでんやの床の間に「忍」という一字を大きく書いた掛軸があった。
— 太宰治 『横綱』 青空文庫