搦み
がらみ
接尾辞頻度ランク #10215 · 青空 19 例
標準
about
文例 · 用例
『芳ちやん、お待ちツてば、アレ、そんな手荒なことを』纖弱い腕を延べて、男の右手に搦み付く。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
ところが十三回十四回頃からロスの身体の構えに何となく緩みが見え、そうして二人が腕と腕を搦み合っているときにどうもロスの方が相手に凭れかかっていたがるような気配が感ぜられたので、これは少しどうもロスの方が弱ったのではないかと思って見ていた。
— 寺田寅彦 『映画雑感6』 青空文庫
その、わらい声が妖しくもある蠱惑となって僕に搦みついてくるのだ。
— 吉行エイスケ 『東京ロマンティック恋愛記』 青空文庫
」 船の我身は幻で、杭に黒髪の搦みながら、溺れていたのが自分であろうか。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
で、搦み合つた四つの袖から、萌黄と其の紫とが彩を分けて、八ツにはら/\と亂れながら、しつとりと縺れ合つて、棲紅に亂れし姿。
— 泉鏡太郎 『魔法罎』 青空文庫
熊手で搦みましたやうな甚い力で、はつと倒れる處を、ぐい、と手を取つて引くのです。
— 泉鏡太郎 『みつ柏』 青空文庫
然うした身にも、生命の惜さに、言はれた通りに目を瞑ぎました後は、裾が渦のやうに足に煽つて搦みつきますのと、兩方の耳が風に當つて、飄々と鳴りましたのばかりを覺えて居ります。
— 泉鏡太郎 『みつ柏』 青空文庫
美しい虹が立ちまして、盛りの藤の花と、つつじと一所に、お庭の池に影の映りましたのが、薄紫の頭で、胸に炎の搦みました、真紅なつつじの羽の交った、その虹の尾を曳きました大きな鳥が、お二階を覗いておりますように見えたのでございます。
— 泉鏡花 『紅玉』 青空文庫
作例 · 標準
今回の旅行は、費用が3万円がらみになるだろう。
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その映画は、彼の少年時代がらみのエピソードが多く描かれている。
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この問題は、環境汚染がらみの複雑な事情が絡んでいる。
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彼女のファッションは、いつも黒がらみの色合いが多いね。
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