中折れ
なかおれ
名詞
標準
felt hat
文例 · 用例
両手をポケットに突込んだまま……紺の背広、鼠色のオーバー、黒の襟巻き……茶の中折れが飛んで……赤靴が片っ方脱けおちてて……顔半分を真赤に濡らして……それを凝視した儘、私は棒のように突立った。
— 夢野久作 『線路』 青空文庫
先方は揃いの新しいユニフォームをチャンと着ているのに、こちらはワイシャツにセイラ・パンツ、古足袋、汗じみた冬中折れという街頭のアイスクリーム屋式が一番上等で、靴のままコートに上って叱られるもの。
— 夢野久作 『ビール会社征伐』 青空文庫
六人の一人は巡査、一人は医者、三人は人夫、そして中折れ帽をかぶって二子の羽織を着た男は村役場の者らしく、線路に沿うて二三間の所を行きつもどりつしている。
— 国木田独歩 『窮死』 青空文庫
帽子もみんな覚えてゐます、一人は麦藁、ひとりは鳥打、ひとりは古ぼけた中折れをかぶつてゐました。
— 岡本綺堂 『赤い杭』 青空文庫
三越の番頭が見立ててくれた青い色の袷に縫紋、白の博多帯、黄色く光る袴、紫がかった羽織、白足袋にフェルト草履、上品な紺羅紗のマントに同じ色の白リボンの中折れという馬鹿馬鹿しくニヤケた服装が、不思議に似合って神妙な遊芸の若先生に見えた。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
どうも用事が長引いてね……」 と鞄一パイのお土産を荷ぎ込む中折れ……。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
古い冬の中折れを眉深に着ているが、頭はきれいに剃った坊主らしい。
— 寺田寅彦 『花物語』 青空文庫
下のかたより李の長男中二、二十二三歳、洋服に中折れ帽をかぶりて足早に出で来りしが、来客ありと見て少しく躊躇し、窓より内を窺っている。
— 岡本綺堂 『青蛙神』 青空文庫
作例 · 標準
彼はいつもダンディな中折れを被っている。
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お洒落な中折れは、ファッションのアクセントになる。
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父は旅行の記念に、新しい中折れを買った。
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標準
stopping in the middle
作例 · 標準
長距離ランニングで、途中で中折れしてしまい悔しかった。
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あのプロジェクトは、資金難で中折れとなってしまった。
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彼はいつも何事も中折れで終わらせてしまう癖がある。
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標準
prematurely going soft during intercourse
作例 · 標準
プレッシャーのせいか、大切な時に中折れしてしまった。
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彼は中折れに悩んでいて、病院に行くことを検討している。
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「大丈夫、気にしないで」と、彼女は中折れした彼を優しく慰めた。
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