捕縄
ほじょう
名詞
標準
policeman's rope (used for restraining criminals)
文例 · 用例
あいつ等は一体、護送されているのなら、捕縄をかけられていなけりゃならないんだのに。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
=道 走って来た大吉の手に 捕縄が掛ったので、 大吉引き戻されてバッタリ倒れた!
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
次に自分は捕縄をはめられていた。
— 断片 『小さき良心』 青空文庫
わかい巡査部長の号令に従って、皆はいっせいに腰から捕縄を出したり、呼笛を吹きならしたりするのであった。
— 太宰治 『葉』 青空文庫
のみならず万一、この一件が片付き兼ねる……下手人がわからぬとなると吾々は元よりの事、御主人の松倉様まで、十手捕縄を返上せにゃならぬかも知れぬと言うので、松倉十内様は今のところ青息吐息、青菜に塩の弱りよう……」「ちょっと良助さん。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
」 と袖から蛇の首のように捕縄をのぞかせた。
— 泉鏡花 『売色鴨南蛮』 青空文庫
一旦は縄をかけて置け」 智心は捕縄をかけられた。
— 地蔵は踊る 『半七捕物帳』 青空文庫
驚いた私の前へ、続いて現れたのは、ガッチリ捕縄を掛けられた、船員らしい色の黒い何処となく凄味のある慓悍な青年だ。
— 大阪圭吉 『カンカン虫殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の捕り物は、捕縄術を駆使して行われた。
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現代では、警察官が捕縄を使用する場面はほとんど見られない。
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時代劇では、悪党が捕縄で縛られるシーンがよく登場する。
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