別荘地
べっそうち
名詞
標準
area of holiday homes
文例 · 用例
彼は、汽車の窓から見た湘南のうらゝかな別荘地を思い浮べた。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
二 とんぼ 八月初旬のある日の夕方|信州星野温泉のうしろの丘に散点する別荘地を散歩していた。
— 寺田寅彦 『三斜晶系』 青空文庫
実はこの間、旦那様からどこか涼しい処に別荘地はないかと、お話が御座いましたので……」「ウンウン。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
「危いですよ、そんな……」青年は、もう別荘地の道に出るので、夫人の無謀を制しようとすると、夫人はわざと一鞭くれた。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
N博士の別荘から、左に折れると、落葉松の林の間に、外人の別荘地が少し続き、やや爪先上りになった道を、峠の方へただわけもなく歩きながら、準之助氏はまだ黙っていた。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
そこは阪急線の別荘地に新築した住宅で、裏門の外は、庭の小松といっしょの小松の生えたまだ自然のままの丘であった。
— 田中貢太郎 『岐阜提燈』 青空文庫
光尚は鉄砲十挺を預けて、「創が根治するように湯治がしたくばいたせ、また府外に別荘地をつかわすから、場所を望め」と言った。
— 森鴎外 『阿部一族』 青空文庫
メレジュコオフスキイの『先駆者』を読むと、レオナルド・ダ・ヴィンチが戦争を避けて、友人ジロラモ・メルチの別荘地ヴァプリオに泊っている頃、メルチの子供フランチェスコと連れ立って、近くの森のなかを見て歩く条がある。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
作例 · 標準
この辺りは古くからの高級別荘地として、多くの著名人に愛されている。
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自然豊かな別荘地で、朝の小鳥のさえずりを聞きながら散歩をする。
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最近ではテレワークの普及により、別荘地へ移住する人が増えている。
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