この尼
このアマ異読 このあま
感動詞
標準
you bitch!
文例 · 用例
是より先きわれは四井街の邊を過ぐるごとに、この尼寺の築泥の蔭にこそ、わが嘗て抱き慰めし姫君は居給ふなれ、今はいかなる姿にかなり給ひしと、心の内におもひ續けざることなかりき。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
清浄身の持主であるこの尼僧は、そんなものには見向きもしないで、その眼はひたすら純白な自らの姿を見つめ、そしてわれとわが清浄心のむせるやうな芬香に酔つゐいる。
— 薄田泣菫 『水仙の幻想』 青空文庫
江戸お旗本のお殿様とも存ぜず、何やら怕うござりましたゆえ、ついあの時は逃げましたなれど――」「逃げたそなたが、またどうしてこのような怪しい尼姿なぞになったのじゃ」「お力お願いに参りましたのもこの尼姿ゆえ、悲しい災難に会うているのもこの恥ずかしい尼姿ゆえでござります」「ほほう喃。
— 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男 第六話』 青空文庫
比丘尼塚の主はこの尼であると。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
芝居や浄瑠璃で伝えられる将門の娘|瀧夜叉姫よりも、この尼の生涯の方が詩趣もある、哀れも深い。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
唯ひとつ怪しいのは、この尼僧の入浴時間の甚だ久しいことで、いったん浴室へはいると、時の移るまで出て来ないのである。
— 捜神後記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
日が暮れかかって、このさびしい野原のまん中を唯ひとりで行くよりも、路連れのある方が気丈夫であると思ったのと、もう一つには僕の祖母がふだんからこの尼を尊敬して、尼が托鉢に来るときには必らず幾らかの米か銭かをやるのを見馴れているので、僕も尼に対しては一種の敬意と懐かし味とをもっているためであった。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
ここでこの尼の身の上を少しく説明しておく必要がある。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
作例 · 標準
「この尼、何をするつもりだ!」と彼は怒鳴った。
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「あんた、この尼か!随分と生意気になったな。」
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「うわ、この尼、また私のこと馬鹿にしてる!」
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