まいゆ
まいゆ異読 まいゆう
形容詞-語幹
標準
delicious
文例 · 用例
その霧の上には、マホメット教徒が現世から永劫の国へゆく唯一の通路だという、あのせまいゆらゆらする橋(14)のような、壮麗な虹がかかっていました。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『メールストロムの旋渦』 青空文庫
あアゆくまいゆくまい。
— 伊藤左千夫 『隣の嫁』 青空文庫
時々|鰻位用いたとても六十五万石の大身代では減るようなこともあるまいゆえ、三日に一度位は油の乗った大串を充分に食して、もッと胆を練るようにとな。
— 仙台に現れた退屈男 『旗本退屈男 第七話』 青空文庫
「こうしてたき火にあたためさせてくださったご慈悲深さといい、いずれただのおかたではあるまいと存じていましたが、右門のだんなさまだったら、しょせん何もかももうお見のがしはなさりますまいゆえ、ありていに申し上げますでござりましょう」「さようか、神妙ないたりじゃ。
— 足のある幽霊 『右門捕物帖』 青空文庫
この証拠を見られては、もう隠しだてもなりますまいゆえ申します……申します……」 名人に責めたてられてはと、覚悟ができたと見えるのです。
— 血の降るへや 『右門捕物帖』 青空文庫
さほどな曲者でもあるまいゆえ」「いいや、敵方の諜者か刺客に相違ございません。
— 筑紫帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
「このとれたての苺、なんとまいゆことか!」と、幼い妹が目を輝かせて頬張っている。
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旅先で振る舞われた郷土料理の素朴ながら深い味わいは、言葉に尽くせぬほどまいゆものだった。
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旬の魚を丁寧に捌いた刺身は、口の中でとろけるような甘みがあり実にまいゆ。
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標準
skillful
作例 · 標準
名工の手によって仕上げられた工芸品は、細部までまいゆ細工が施されており溜息が出る。
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彼女のまいゆ琴の音色に、会場を埋め尽くした観客は静かに聞き入っている。
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庭師のまいゆ手つきによって、乱れていた松の枝が見事な造形へと整えられていった。
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標準
fortunate
作例 · 標準
これほど素晴らしい師に巡り会えたことは、私の人生にとって非常にまいゆ巡り合わせでした。
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天候にも恵まれ、波一つない穏やかな海へこれほどまいゆ船出ができることを感謝します。
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満席だと思っていた列車にちょうど一つだけ空席が見つかるとは、なんとまいゆことだろうか。
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