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鳥刺し

とりさし
名詞
1
標準
sliced raw chicken meat
文例 · 用例
そうかと思うと、村はずれのうすら寒い竹やぶの曲がり角を鳥刺し竿をもった子供が二三人そろそろ歩いて行く。
寺田寅彦 病院の夜明けの物音 青空文庫
随ってまた小鳥がいる以上は、それらの小鳥を狙う鳥刺しがひとりや二人|徘徊していたとても、何の不思議はない筈なのに、ふらりふらりとやりながら何気なくひょいと見ると、何と言う里の何と言う鎮守であるか、そこの街道脇につづいた鎮守の森の外をうろうろしている鳥刺しの容子が、いかにも少し奇怪でした。
日光に現れた退屈男 旗本退屈男 第八話 青空文庫
第一にいぶかしいのは、鳥刺しの癖に鳥を刺そうとしていないのです。
日光に現れた退屈男 旗本退屈男 第八話 青空文庫
他の七ツ道具の容子が変っているのは、まだ大目に見逃すことが出来ないものでもないが、小鳥を刺してそれをその日その日の生計の料にしている鳥刺しが、獲物を入れるべき袋を腰にしていないということは、大いに不埓千万なのです。
日光に現れた退屈男 旗本退屈男 第八話 青空文庫
雲茫々、山茫々、鳥刺し怪しじゃ。
日光に現れた退屈男 旗本退屈男 第八話 青空文庫
行けと申すに早く行かぬかッ」 けたたましく怒号しながら、不審なその鳥刺しを突然叱りつけた罵声が、そこの森の中の社務所と覚しきあたりから挙りました。
日光に現れた退屈男 旗本退屈男 第八話 青空文庫
ゆるゆる見物致すかな」 のっそり近寄っていったのを知ってか知らずか、老神官は翁の面のような顔に、灰汁ぬけした怒気を漲らしながら、なおけたたましく鳥刺しをきめつけました。
日光に現れた退屈男 旗本退屈男 第八話 青空文庫
ついその、あの、何でござりますゆえ、ついその……」 ぺこぺこしながら鳥刺しがまた、声までも細々と蚊のような声を出して、言葉もしどろもどろに一向はきはきとしないのです。
日光に現れた退屈男 旗本退屈男 第八話 青空文庫
作例 · 標準
鹿児島で食べた新鮮な鳥刺しは、鶏肉の甘みと適度な歯ごたえがあり、甘口の醤油が絶妙にマッチしていた。
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「ここの鳥刺しは鮮度が自慢だから、提供されたらすぐに食べてくださいね」と店主に念を押された。
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焼酎のつまみとして、ショウガとニンニクをたっぷり添えた鳥刺しを注文するのが彼の定番だ。
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2
標準
catching birds (using a birdlime-covered pole)
作例 · 標準
昔の鳥刺しは、モチ竿を巧みに操り、茂みに隠れているメジロやウグイスを鮮やかな手つきで捕らえたという。
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古い絵巻物には、鳥刺しが竹竿を掲げて、獲物を狙い定めている様子が生き生きと描かれている。
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江戸時代、将軍家の食膳に供する鳥を捕獲する役割を担った専門の鳥刺したちがいた。
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