暗黒期
あんこくき
名詞
標準
eclipse period (in viral lifecycle)
文例 · 用例
あの暗黒期やら暗黒の下から芽ばえてゐるもの、文獻としては、「陰凉軒日録」などの幕府の記録があります。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
こゝ數年の近代的ヤミ世相よりも、室町中期から以降への、「明日はどうなるか」を憂ひつゞけた暗黒期のはうが、上層部はともかく、一般の庶民にとつては、いかに長く、晦く、果しない不安であつたかしれないとおもふ。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
たとへば、蓮如の居た頃の應仁、文明の暗黒期のうちにも、五山の詩僧、畫僧は、超然と詩にあそび、水墨といふ日本的な一畫風を起し、茶道の規矩をたて、建築の樣式に示唆をあたへるなど、これが後世の一般生活のうちにもたらした文化の効果は少くないものといへる。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
暗黒期といわれた過去の応仁、永正の年代でも、よも今日ほどであったかどうか。
— 吉川英治 『人間山水図巻』 青空文庫
盲目の彼一人には、南北朝の別もなくまた暗黒期もなかったのだ。
— 吉川英治 『随筆 私本太平記』 青空文庫
氏の郷土史報告によると、楠木正成の縁類にも、盲人ではないが、覚一のごとく、芸術に生きて、あの大暗黒期の下から、長い後世にわたる芸林の源泉をせせらぎ出していた人があったという。
— 吉川英治 『随筆 私本太平記』 青空文庫
日本の暗黒期に生涯しながら、日本芸能史上にその名を、はぶくことのできないほどなものにし、しかも後醍醐よりも、尊氏よりも、長生きをして、畳の上の大往生をとげた道誉。
— 吉川英治 『随筆 私本太平記』 青空文庫
中世型のウェットをやぶった新種の人物が少なからずこの暗黒期を清新にしていることは否みがたい。
— 吉川英治 『随筆 私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日暗黒期について考えている。
暗黒期という言葉は日本語で重要だ。
彼は暗黒期の意味を理解している。
この文には暗黒期が含まれている。
標準
dark age
作例 · 標準
私は毎日暗黒期について考えている。
暗黒期という言葉は日本語で重要だ。
彼は暗黒期の意味を理解している。
この文には暗黒期が含まれている。