調子を合わせる
ちょうしをあわせる
表現動詞-一段
標準
to harmonize with
文例 · 用例
少し心着いて、続けざまに吹いて見れば、透かさずクウクウ、調子を合わせる。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
大きく、静かに、最後の呼吸を波打たせる相手の胸に、調子を合わせるかのように、彼女自身の呼吸を深く、深く、ゆるやかに張り拡げて行った。
— 夢野久作 『復讐』 青空文庫
」 それ、馬のすずに調子を合わせる。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
かつ天下国家の大問題で充満する頭の中には我々閑人のノンキな空談を容れる余地はなかったろうが、応酬に巧みな政客の常で誰にでも共鳴するかのように調子を合わせるから、イイ気になって知己を得たツモリで愚談を聴いてもらおうとすると、忽ち巧みに受流されて「復たおヒマの時に御ユックリ」で撃退されてしまう。
— 内田魯庵 『三十年前の島田沼南』 青空文庫
「エコーはいいけど、防音が手抜きじゃないですか」 ワラも、高志に調子を合わせる。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
けれどだれもそれに調子を合わせるものもなかった。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
「……貴女は名探偵です……」 呉羽も調子を合わせるようにヒッソリとうなずいた。
— 夢野久作 『二重心臓』 青空文庫
親の器の方円に応じて、盛らるる水の調子を合わせる欽吾ではない。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
作例 · 標準
オーケストラは指揮者のテンポに完璧に調子を合わせた。
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彼女の声は、伴奏のギターの音色にうまく調子を合わせていた。
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会議では、全員の意見の調子を合わせることが重要だ。
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標準
to go along with
作例 · 標準
彼は上司の意見に常に調子を合わせるタイプだ。
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場の空気を読んで、周りに調子を合わせるのが得意な人もいる。
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状況に応じて、自分の考えを曲げて周りに調子を合わせることもある。
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