我見
がけん
名詞
標準
selfish mind
文例 · 用例
……かくてはや青白く疲れたる獣の面今日もまた我見据ゑ、果敢なげに、いと果敢なげに、色|濁る窓硝子外面より呪ひためらふ。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
で、我見がのさばり、自然相が極端まで強調され、言葉が事実以上に飛躍し過ぎてゐた。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
人々はわが我見の強くして固きを難ぜり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
これを要するに我見聞すること少き人事を詠ずるは、雑の句を詠ずると同様の感ありて無味を免れざるなり。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
元より無我と云う字の解釈にも依りますが、字書通り、我見なきこと、我意なきこと、我を忘れて事をなすと致しましても、結局「我」と云うものを無いと認める事は出来ませんでしょう。
— 宮本百合子 『C先生への手紙』 青空文庫
私心ないと云う事、我見のないと云う事は、自分の持って居る或る箇性、人間性を、絶大なフ遍性と同一させた境地でございましょう。
— 宮本百合子 『C先生への手紙』 青空文庫
その手紙の文に牧渓の画をほめて我見ても久しくなりぬすみの絵のきちの掛物|幾代出ぬらんといふ狂歌を書けり。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
毋我」(子罕篇)とある通り、孔子は決して我見を固執せぬ。
— 桑原隲藏 『支那史上の偉人(孔子と孔明)』 青空文庫
作例 · 標準
彼の意見は一見もっともらしいが、所詮は我見に過ぎない。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
議論の場では、一度我見を捨てて相手の主張に耳を傾けることが大切だ。
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修行とは、自らの我見を乗り越え、物事の本質を見つめるための終わりのない道である。
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