文化闘争
ぶんかとうそう
名詞
標準
Kulturkampf (church-state conflict in Prussia; 1872-1887)
文例 · 用例
作家同盟婦人委員会が、プロレタリア文学における婦人の広汎な積極的な活動は真に階級的な文化闘争の一翼として、どれほど重大な意味をもつものであるか、各支部はこの分野の活動を直ちにとりあげるべきであることをいち早く各支部に徹底させることを遅らした。
— ――作家同盟各支部に婦人委員会をつくれ―― 『国際無産婦人デーに際して』 青空文庫
三月八日の国際婦人デー一日だけを目標とせず、この歴史的な一九三二年の国際婦人デーを記念として、われわれの決定的勝利の日まで、高まり高まり行く階級的文化闘争の積極的拡大の宣言として永続的に着手されなければならないのだ。
— ――作家同盟各支部に婦人委員会をつくれ―― 『国際無産婦人デーに際して』 青空文庫
みなさんはこの意味深い「婦人デー」の文化闘争としてどんな用意をしていますか?
— 宮本百合子 『婦人と文学の話』 青空文庫
藤村は世界の文学者がこぞって反ファシズムの文化闘争を決議したその大会で、終始、日本の文学者として反ファシズムへの態度を明瞭にしなかった。
— 宮本百合子 『私の信条』 青空文庫
音楽家同盟、演劇同盟、美術家同盟なども同じ活動を開始し、解放運動における政治闘争・経済闘争・文化闘争との間に必然的にある有機的な統一と、差別とがマルクス主義の立場からしっかり把握され、実践されはじめた。
— 宮本百合子 『一九三二年の春』 青空文庫
解放運動の一環としてのプロレタリア文化運動、芸術運動を、常に革命運動の全体性との関係において実践して行きつつ、客観的現実に対する正しい政治的把握から芸術理論の発展の萌芽を敏速にとらえ、その展開、押しすすめのためにあらゆる国際的な経験を精力的に摂取し、批判し、具体的な文化闘争の実践の中に活かした。
— 宮本百合子 『一九三二年の春』 青空文庫
資本主義日本における激化した階級対立と、その革命性の見とおし、その政治的方向を国際的見地からはっきり掴んでいたからこそ、同志蔵原はプロレタリア文化闘争において頼もしい実践的理論的指導者であり得た。
— 宮本百合子 『一九三二年の春』 青空文庫
富本君かえり、金親君かえったら、PPの矢部君、新潟地方文化闘争同盟の松岡とかいう男をつれて来る。
— 一九三一年(昭和六年) 『日記』 青空文庫
作例 · 標準
19世紀後半、ドイツ帝国とカトリック教会の間で起きた激しい権力争いは、歴史上「文化闘争」と呼ばれている。
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ビスマルクが主導した文化闘争は、教会の世俗的な権限を制限しようとしたが、結果として信者の団結を強めた。
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現代のアメリカにおいて、保守とリベラルの間で繰り広げられる価値観の衝突は、しばしば「新たな文化闘争」と形容される。
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ウィキペディア
文化闘争 は、ルドルフ・ルートヴィヒ・カール・フィルヒョウによって生み出された言葉で、1871年から1878年にかけてドイツ帝国宰相オットー・フォン・ビスマルクによって行われた、ローマ・カトリック教会に関する政策を指す。
出典: 文化闘争 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0