此れっぽっち
これっぽっち
名詞名詞-の形容詞
標準
(this) small amount
文例 · 用例
これっぽっちか」 お加代はぺっと唾を吐いた途端に、「あ、これは豹吉の癖だったっけ」 と、にわかに豹吉のことを想い出した。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
「ヒンブルのお加代ともあろうものが……」 と、そんな自分がいじらしいと思う前に、まず腹が立って、だから、一層いらいらした声で、「あんた、これっぽっちしか持ってないの?
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
」するとかの女はそういうわたしの顔を怪訝に見上げながらわたしの襟を揺り「どうしてこれっぽっちの事で、そんな大げさなことを言うの。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
そこの広告は手紙での応募に限られていて、推薦状と願書を送ったのですけれど、得られるだなんて望みはこれっぽっちもありませんでした。
— THE STOCK-BROKER'S CLERK 『株式仲買人』 青空文庫
葉子の疳癪はぎりぎり募って来たけれども、しいて心を押ししずめながら、「これっぽっち……愛子さんどうしたというんだろう。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
「だってお前せまかったら気の毒じゃあないか、 一間半だってこれっぽっちだよ。
— 宮本百合子 『千世子(三)』 青空文庫
誰も僕のことなんかこれっぽっちも考えてはいないんです。
— ――十四の場面―― 『安重根』 青空文庫
だから、いよいよというこの土壇場に、伊藤を殺っつける気なんかこれっぽっちもありゃあしない。
— ――十四の場面―― 『安重根』 青空文庫
作例 · 標準
「すみません、今持っているのはこれっぽっち(これっぽっち)なんです。」
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このプレゼントは、あなただけにこれっぽっち(これっぽっち)です。
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このチャンスはこれっぽっち(これっぽっち)かもしれない。絶対に逃したくない。
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