黒目がち
くろめがち
形容動詞名詞-の形容詞
標準
large-pupilled
文例 · 用例
」 もう忘れたか、覚えがあろう、と顔を向ける、と黒目がちでも勢のない、塗ったような瞳を流して、凝と見たが、「あれ。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
――と自分は水晶のような黒目がちのを、すっきり※って、――昼さえ遊ぶ人がござんすよ、と云う。
— 泉鏡花 『菎蒻本』 青空文庫
お珊は黒目がちに、熟と※って、「ほんに、そう云うたら夢やな。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
その時門の内を見入りたるに、黒目がちなる猶太の少女あまた群をなして佇みたり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
……手拭を口に銜えた時、それとはなしに、面を人に打蔽う風情が見えつつ、眉を優しく、斜だちの横顔、瞳の濡々と黒目がちなのが、ちらりと樹島に移ったようである。
— 泉鏡花 『夫人利生記』 青空文庫
黒目がちな眼からは、涙がほろほろとこぼれた。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
「――親戚はございませんですが……」 黒目がちの瞳で顔をじっと見られ、さほ子は娘の境遇を忽ち推察した。
— 宮本百合子 『或る日』 青空文庫
ことにも生えぎわが綺麗で、曇のない黒目がちの目が、春の宵の星のように和らかに澄んでいた。
— 徳田秋声 『挿話』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は黒目がちで、どこかミステリアスな雰囲気を漂わせている。
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黒目がちの大きな瞳が、彼の心を捉えて離さなかった。
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あのアイドルの魅力は、つぶらな黒目がちな瞳にあると思う。
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