垂り尾
しだりお
名詞
標準
drooping tail
文例 · 用例
八尺なす桶のここだく、新しぼりしたたる袋、庭広に干しも列ぬと、咽喉太の老いしかけろも、かうかうとうちふる鶏冠、尾長鳥垂り尾のおごり、七妻の雌をし引き連れ、七十羽の雛を引き具し、春浅く閑かなる陽に、うち羽ぶき、しじに呼ばひぬ。
— 北原白秋 『海阪』 青空文庫
庭つ鳥 かけの垂り尾の乱り尾の 長き心も思ほえぬかも(同、巻七)我々の祖先が、鶏から聯想したものは、必しも恋ばかりではなかつた。
— 折口信夫 『鶏鳴と神楽と』 青空文庫
けれども此国の文芸生活の夜明けと共に、鶏の垂り尾ではないが、恋ひ心の纏綿して居るのも事実である。
— 折口信夫 『鶏鳴と神楽と』 青空文庫
○あしひきの山鳥の尾の垂り尾の長き長夜を一人かも宿む 〔巻十一・二八〇二〕 作者不詳 この歌は、「念へども念ひもかねつあしひきの山鳥の尾の永きこの夜を」(巻十一・二八〇二)の別伝として載っているが、拾遺集恋に人麿作として載り小倉百人一首にも選ばれたから、此処に選んで置いた。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
作例 · 標準
その犬は、安心しているときには垂り尾でゆったりと歩く。
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